学生生活


学生の本分は学業であり、物理工学教育プログラムで指定されたカリキュラムに基づき卒業に必要な単位を修得することで、学位を得ることができます。理工学部での学生生活は、1~3年生と4年生では大きく変わります。

授業科目を選択し、履修する1~3年生


理工学部の1~3年生のときは講義に出席して必要な学力を身につけるとともに、単位の修得が中心の生活になります。1時限目は朝8:50に始まりますが、講義の内容や講義数は日によって異なります。物理工学教育プログラムのカリキュラムでは、一日平均3コマ程度を時間割表の中から、各自必要な授業科目を選択して履修することになります。
1~3年生までは、毎週必修の実験科目・演習科目が行われており、実験・演習終了後には次の週までにレポート提出をしなければなりません。このため、授業終了後も図書館や自宅でレポート作成や宿題に時間を割くことが多くなるようです。

授業の合間や講義終了後には部活動、サークル活動をする学生も数多く見受けられます。また、一日の講義等が終わった後に、アルバイトなどを行う学生もいます。このような課外の活動も、人間関係の構築や将来に向けたキャリア形成に必要ですが、勉学に支障のないようにしてください。

さらに、一部の学生は教職免許の取得を希望しています。教職免許の取得を希望する学生は、免許取得に必要な科目の履修も必要となり、より多くの講義科目の受講が必要です。日々の時間の使い方に気を配ることが重要です。


卒業研究が中心の4年生


4年生になると研究室に配属され、必要最小限の講義への出席を除けば、講義を受講することは基本的になくなります。それに代わって、指導教員・大学院生とともに、配属された研究室で卒業研究を行うことになり、研究室で実施する卒業研究が学生生活の中心になります。研究のための学習、調査、実験実施、データ解析、結果のまとめ、などを適宜時間配分しながら進めていくことになります。

研究室では、週1~2回のゼミと呼ばれる勉強会や研究報告会などがあり、専門的な知識を学ぶとともに、研究を進める上での貴重な議論の場となります。研究に時間の制約はありません。時間の使い方は自由となりますが、与えられた卒業研究のテーマを十分にやり遂げるためには、自覚を持った時間の使い方が求められます。

教職免許の取得を希望する学生は、教育実習を行うので、卒業研究との両立も求められます。