2020年度 物理工学EP:ニュース


対面授業「物理実験」の実施  2020/9/9,10

2020年度の1年生が初めて学内に入構し、9月9日、10日に実施された「物理実験」を受講しました。

 2020年度春学期は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、すべての講義が遠隔で行われてきました。

 その間、本学では対面授業の実施について検討を進め、対面授業が必要な講義科目については、学生の皆さん、および、教職員の相互感染を防ぐための感染防止対策を最大限講じた上で実施可能な体制を構築してまいりました。
「物理実験」は、理工学部共通科目としてほとんどの理工学部生の1年次生を対象とした必修科目であることから、本学として今年度初の対面形式での授業として、第3タームにおける開講が認められ、春学期開講分を9月8日から29日までの期間で、全部で4クラスを集中講義形式で開講することとなりました。

 対面授業への参加希望者には、事前から自らの健康観察と感染防止を意識した行動をお願いしてきました。本来は夏休み期間中でもあり、学生の皆さんにも様々な事情がある中、約9割の履修登録者に受講していただくことができました。対面授業の受講者はフェイスシールドやマスクを着けたなかで、ペアを組んだ学生相互で協力しながら実験に取り組む様子が見られました。
 
   9月9日、10日の「物理実験」の様子を写真でお伝えします。


ガイダンスの教室は3密を避け、間隔をとった指定席です

3密を避けた実験室で、半導体の温度特性を測定中

ペアを組んだ学生同士で協力して作業します

フェイスシールドをつけながらの実験です

実験に必要なコミュニケーションも慎重に

昼休みも指定席で過ごします(お友達はできたかな?)

対面授業の実施には、授業に参加する学生の皆さんが感染拡大防止の意識を持ち、普段から厚生労働省の示す新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」に従った行動を実践していただくこと必要で、学生の皆さんの協力が欠かせません。そのような意識を持てるように指導を行ってまいります。

物理工学EPの教育の一部について、その様子をご紹介しました。
物理工学EPの教育・研究にご理解を頂ければ幸いです。