2019年度 物理工学EP:ニュース


オープンキャンパス2019の開催  2019/6/15、16

物理工学EPの説明会

物理工学EPは、6月15日、16日の本学主催のオープンキャンパス2019に参画しました。
 夏の酷暑の中での開催を避ける意味でこの時期の開催とさせていただいたため、初日・2日目の開催時刻については変則的な日程となりました。
 初日はあいにくの雨となりましたが、2日目は好天に恵まれ、多数の方にご来場いただけたことに感謝申し上げます。    1日のプログラムとしては、物理工学教育プログラム(Education Program:EP)の教育、進学、就職、入試、研究等に関する紹介、南野准教授による模擬講義「幽霊粒子ニュートリノが宇宙を作った?」を行いました。
 物理工学教育プログラムの説明会では、山本EP代表からの挨拶の後、片山入試担当教員による当EPの教育、研究についての説明が行われました。  物理工学教育プログラムの説明の後は、総合研究棟のいくつかの研究分野の研究室を見学していただきました。混乱を避け、皆様に充分ご覧いただくために、小人数のグループでの見学とさせていただきました。
 今回は、初の試みとして見学の順番を待つ間、同じ会場および周辺で、大学院生のポスターによる研究紹介を行ないましたが、研究のみならず、進路選択に対する相談など高校生ならではの話題についても、真剣に話し合いを行なっていました。
 また、講義棟3階の物理実験室を利用して行なった物理工学分野のデモ実験では、見学の皆様が絶えず訪れていただき、非常に好評をいただきました。
  本年度の物理工学教育プログラムのオープンキャンパスの様子を写真でお伝えします。
  理工学部、数物・電子情報系学科、物理工学教育プログラムについて、ご理解を深めていただければ幸いです。
 


正門から各会場へ。初日は生憎の雨模様でした

説明に先立ち、山本EP代表からご挨拶を申し上げました

片山入試担当教員から詳細な説明が行なわれました

2日間で合計6回のEP説明を行ないました

EP説明は理工学部講義棟で行ないました

毎回、多くの方にご参加いただきました

模擬講義は南野准教授による
「幽霊粒子ニュートリノが宇宙を作った?」

素粒子の話ですが、ご理解いただけたでしょうか?
 

大学院学生による研究紹介・懇談会

教育プログラムの説明会の後に、物理工学では参加者の皆さんと在校生が気軽に話し合える場を提供するため、ポスターを用いて大学院学生による研究紹介を兼ねた懇談会を設定しました。


廊下のポスターの前で研究紹介を行いました

院生から「生の声」を聞いていただきました

研究だけでなく進路など様々な質問・相談がありました

じっくりとお話いただけたでしょうか

研究室見学

教育プログラム説明会の後、希望者にいくつかの研究室について見学していただきました。


【首藤研究室】ナノスケール現象を視る!

表面分析に係わる最先端の装置を見学していただきました

【大野かおる研究室】次世代物質の設計!

博士学生から研究内容の説明と計算機を見ていただきました

【中村研究室】宇宙の起源は?

プロジェクターを用いた研究説明と計測のデモを行ないました

【武田・片山研究室】見えないものを見る!

レーザ機器、光学測定機器をご覧いただきました。

物理工学・実験デモ

石渡研究室、島津研究室では、研究に関連のある実験デモを提供し、見学参加された皆様に、物理現象に触って、体感していただきました。


波の性質を調べる(石渡研)

共鳴、変調について説明をしていました

人数が少ないときには、装置に触らせてもらえました

大勢の方に、絶え間なく訪ねていただきました

高温超伝導体(島津研)

説明の後、磁石が浮上する実験を体感しました

電気抵抗がゼロになる様子もご覧いただきました

オープンキャンパスの終わりに

物理工学教育プログラムについての紹介はいかがだったでしょうか?


非常に多くの方にご来場いただきましたことに、
篤くお礼申し上げます。

物理工学EPの教育・研究にご理解をいただければ幸いです。